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PowerMac G4 466MHzパワーアップ計画

第5回 〜 謎の高速カード登場 〜

前回予告しました、謎の高速カードです。一体何でしょう?

実はこれ、RAMディスクなんです。古くからのMacユーザーの方は、かつてヤノ電器がリリースしていた同製品を思い出してもらうと分かりやすいかと思います。メモリをハードディスク代わりに使う製品です。
GIGABYTE社が発売している「i-RAM」という製品です。元々DOS/V用なので、Macでの動作は一切謳っていません。ネットで調べてみると、チップセットとの相性もあるようです。果たして、PowerMacで使えるのでしょうか?

GYGABYTE社へのリンク
ギガバイト「i-RAM」ファーストインプレッション(PC Watch)
「RAMディスクの再来」により、Windows XPが高速ブート可能に(ITmedia)
i-RAMにメモリを取付けます。対応メモリは、Unbuffered / Non-ECC DDR 200/266/333/400MHzです。最大4GB(1GB×4枚)ですが、2GBのメモリを4枚取付けることもできるようです。
(マウスを重ねると、メモリが入ります)

電源オフ時は、PCIスロットからスタンバイ電源を受けて記憶を保持します。コンセントを抜いたりカードを外した時は、右端のバッテリーから電源が供給されます(最長12時間)。
PowerMac G4に取付けてみたところ。右から2番めカードがそれです。かなりデカイ!
別角度から見たところ。左の大きなカードに、メモリが挿してあるのが見えます。

PCIスロットは電源供給にしか使用されず、実際の信号のやり取りは、S-ATAで行なわれます。赤いケーブルがS-ATAケーブルで、MSATA-13UMACに接続しています。

システムプロフィールを見てみると、以下のようになりました。
お〜、マウントこそしていませんが、ちゃんと認識しています。

ドライブ設定での画面です(第4回の使い回しではありません)。
なんと、OS 9上でi-RAMの初期化ができてしまいました!

その後、ドライブ名を「i-RAM」に変更し、OS9.2.2のインストールもあっさり完了。

なんと、あっさりと起動してしまいました。

システムプロフィールを見ても、2GBのディスクとして普通に認識しています。

i-RAMでの起動時間は、54秒でした。もっと高速な起動ができるかと思っていましたが、そうでもありませんでした。

結果発表。

接続方式
ディスク
起動時間
ATA66
20GB HDD(Western Digital 205AA、5400rpm)
1分6秒
ATA66
120GB HDD(Maxtor D540X-4G、5400rpm)
1分2秒
ATA133
(AEC-6880M)
120GB HDD(Maxtor D540X-4G、5400rpm)
1分21秒
ATA133
(MSATA-13UMAC)
120GB HDD(Maxtor D540X-4G、5400rpm)
1分9秒
S-ATA
(MSATA-13UMAC)
250GB HDD(HITACHI HDT725025VLA380、7200rpm)
※80GBパーティション
1分0秒
S-ATA
(MSATA-13UMAC)
i-RAM + 1GBメモリ×2
54秒

意外だったのは、ATA66+20GBを、S-ATA+250GBに変えても、劇的に速くならないことでした。PowerMac G4 466MHzだと、ロジックボードのバス速度が、ボトルネックになっているのでしょうか。i-RAMでの起動も、一番最初のATA66+20GB HDDに比べて、2割程度しか速くなっていません。

デンノーのMSATA-13UMACは、ATA133・S-ATA以外にも、eSATA端子があり、高速な外付けハードディスクが接続できるのも魅力です。試してみたところ、OS 9のドライブ設定で、初期化やパーティションの分割もできました(テスト機器:秋葉館オリジナルハードディスクケース AKB35SC + S-ATA 250GB HDD)。

次回以降は、外付け機器での起動対応や、データの転送速度等を調べてみたいと思います。次項へ トップページへ戻る
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